2010年12月09日 |
タンシチューを作りました。以臓補臓(いぞうほぞう)と言う考え方を以前紹介しましたが、皆さん覚えていらっしゃいますでしょうか?同じ物を食べる事で、その部分を良くしようと言う考え方ですね。そこで、まず、皆さんが勘違いしてしまうのが、薬膳と言うのがどういうものなのか・・と、言うことです。
これも、習いに行ってた時に、先生が何回も言ってました。薬臭いものや、味の薄いもの、ちょっとマツの実とかを散らしような物を薬膳と言っているが、それは本質ではない・・との事です。
その人の「証」に合わせた食べ物が、その人にとっての薬膳になる。なので、人によっては焼肉やラーメン、トンカツが薬膳になる場合だってあるんです。そして、普段食べているものが、そのまま薬膳なんですね。変に薬膳ぽい料理にする必要は無い。と、言うわけです。
と、言うことで、タンシチューも立派な薬膳。

材料をそろえました。ボイルして皮を剥いたタンを業務用スーパーで買ってきました。1300円程度です。それなりの値段はしますが、これだけ量があれば納得でしょう。それを、冷蔵庫で一日解凍しています。野菜に、今回は、業務用のデミグラスソース缶と、トマト缶を使いました。場合によっては、こういうのを使っても構わないでしょう。どれだけの所から作るか・・と、言うのも、日常の忙しさを考えて調整すればいいと思います。あまり無理をしすぎると長続きしません。楽しめるぐらいで、自分に負担にならないぐらいでやるのが、長く続けるコツです。

材料を切ります。

タンが分厚くていいですね。この厚みで切れるのが業務用ですよね。他、ニンニク、タマネギ、エリンギ、等を入れます。

バターを入れて、野菜を炒めて、火が通ったぐらいに、デミグラスソース缶とトマト缶、タンを加えます。一度沸騰したら、弱火にして、タンが軟らかくなるまで煮込みます。
仕上げに、赤ワイン、ケチャップ少々、塩コショウ、そして、個人的に好きな「割烹白だし」を加えます。好みにもよりますが、味に奥行きが出るような気がします。
お皿に乗せて、生クリームを垂らして、

出来上がりです。付け合せにパスタと、人参、ブロッコリーを加えました。ブロッコリーの緑、人参の赤、パスタの黄色、生クリームの白、デミグラスソースが、黒ってほどではないけど、まあ、黒と言うことにしてしまいましょう。これで、緑(青)、赤、黄、白、黒と、五色がそろいましたね。
味わいは、美味しいです。やはり厚切りのタンが絶品です。ソースは、やっぱり手作りが美味しいですが、これでも十分でしょう。野菜は、この2,3倍は入れても良かったかも知れません。
たぶん、一晩寝かしたらもっと美味しいでしょう。小分けにして冷凍しておけば、日持ちもします。これも、一度にまとめて作る事が出来るので、いいですよね。
タンの料理なので、以臓補臓の考えから言うと「舌」の病と言うことになりますが、鍼灸師的には「心は舌に開竅する」と考えて心病証の際に食べてみるのはどうでしょうか?心病証にどんなのがあったか、もう一度教科書をチェックしてみましょう!
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